イベント運営補助[いろいろバイト]

社会人になる前に、いろんなアルバイトをしてみたい!!あと、旅行にも行きたいからお金が欲しい!!

…ということで


三連休の土日は、日雇いバイトを2種類やってきました。

今日はその2日間の記録と、このバイトで気付いた、日雇いバイトを選ぶ際の注意点、社会人になる前にしたいバイトについて書きます。


土曜日は、いわゆる「イベント運営補助」日曜日は「サンプリング」というやつでした。


まず、土曜日の「イベント運営補助」から。動物たちに囲まれたり、480kgのものを一人で動かしたり、お客さんから「クソババア」と言われたり。


そもそも、イベント運営補助というのは、「お客様のご案内、柵・バリケード・チラシの準備やイス片付け、チケットもぎりなど」(日雇いバイト会社のホームページより)を指す仕事のことだそうです。


今回私は、時間と場所と服装(黒チノパン・ワイシャツ・スニーカー)、内容がイベント運営補助だ、という情報のみを得て現場に行きました。


実際にやったのは、駅ビルの商業施設前(屋外)で行う、動物たちと触れ合えるイベントのお手伝い。

ちなみにイベントにいた動物は、犬(なんかむっちゃデカい)、猫、うさぎ、アヒル、スモールパンダ(ハムスターより小さい、白黒のネズミ?)、ハムスター、モルモット、亀。


具体的にやったのは、会場の設営と撤収、受付、タイムキーパー、呼び込みなどでした。


今回の仕事で一番辛かったのは、会場の設営と撤収です。肉体的にも心理的にも。


小学校の頃の運動会で見たような、大きなテントを組み立てます。これがかなりの重労働。

テントの脚の根元全てに重りをつけるのですが、一つの脚につき20kgの重りが2つ必要です。

今回使った重りは全部で480kg。

これを運ぶ係になったのですが、むちゃくちゃ緊張して死にそうに。

台車が小さく、480kg全て載せられるのですが、運び手は1人しかなれない(持ち手の幅が狭く、2人では押せない)状態。

まぁ、台車を押して運ぶ際、最初に力は要りますが、動き出してしまえば、あとは力をそんなに入れずとも進んでくれます。ただ、急には止まれないし、方向転換もままならない。しかも、普通に通行人の方も歩いているような場所を、この台車で進んでいかねばなりません。

「もし台車で他人と接触してしまったら、骨折させてしまうかもしれない」

「もし、台車から重り(カーリングのストーンのような、幅が1/3くらいのトイレットペーパーを大きくしたような、20kgの鉄の塊)が落ちてしまったら、坂道で転がって勢いを増して、小さい子供にぶつかったら…」

「もし、私が上り坂で転んだら、私の頭が台車の下に入り込んでしまったら…」


こんな不安で速度が出せず、へっぴり腰で進みます。するとスピードがなさすぎて、ちょっとした段差すら乗り越えられなくなってしまいました。

これを見かねた男性スタッフがすぐに代わってくれたので、実際には5m程度しか動かしていなかったかもしれません。(心理的疲労のせいか、とても長い距離を動かした気分になっていましたが。)


この時に足を引っ張った罪悪感から、「重りをテントの脚に装着する作業は頑張ろう!」と意気込み、そう、意気込み過ぎ、調子に乗り、腰を悪くしました。男性スタッフの真似をして、3つ一気に運ぼうとしたのです。

身の程知らず。ここ数年ずっと運動らしい運動もしていないくせに。ずっと文化部だったくせに。今まで頑張ってこなかったことが、急にできるようになるはずないのに。


重り3つ、60kgを持ち上げることはできず。残ったのは無能感と腰の痛みだけ。この時、朝8時30分。アルバイトは夜の6時まで続きます。腰を少し曲げるとズキズキ痛む状態でアルバイトをし続けることになってしまいました。



さて、心と体は繋がっているとはよく言いますが、この日、腹に落ちた気がしました。

体の調子が悪いと、どうやら私は悲しくなるようです。

動物ふれあいコーナーの列に並んだ子供からの「クソババア」。いつもやってる塾の先生のアルバイトで、生徒に言われても(滅多にないですが。)あまり気にしないけれど。この時は涙が少し出てしまいました(断じて目から零れてはいないですが)。

この子供は、「クソババア」という言葉が気に入っていただけで、この子の言葉に深い意味はないようでした。ハムスターに対しても、亀に対しても「クソババア」と言っていたからです。このことに気づいた後でも、なんだか悲しい気分から立ち直れませんでした。(この子の両親は、クソババアと子供が言っているのを一切止めていなかったけれど、それって酷くないだろうか、私は心の中で怒ってても、別に良かったんじゃないかと、今は思ってます。)


腰がズキズキ痛い、加えて、空腹。

いつも平気な言葉が、異常に悲しい。


今回のアルバイトを通じて

「体の痛みを訴えている人には、なるべく優しくしてあげなければ」

「悲しくなった時、もしお腹が空いているのなら、何か早く口にすればマシになるかも」

という気づきを得ました。

…?????



…「今日はその2日間の記録と、このバイトで気付いた、日雇いバイトを選ぶ際の注意点、社会人になる前にしたいバイトについて書きます。」

冒頭にこんな事を書きましたが、今の時点で2100字超え。まだ土曜日の記録も終わってません。「文章下手な人ほど、長く長く、中身がなくなりがち」を体現してます。しかも、淡々と記録を書くつもりだったのに、最後はよく分からない教訓っぽいものに。「国語超苦手な人は結論がズレがち」も体現。


後日、この運営補助のアルバイトの続きや、日曜日の話(サンプリング日雇いバイトの記録)を書くとしたら、その時はもうちょっとまともな、常識的な大人の、文章にしたいと思いましたとさ、おしまい。