ドイツ語の勉強の方針[ドイツ語]

ドイツ語の資格のための勉強はしないことにしました、というお話。


そもそも、ドイツ語の資格試験には、大きく分けて2種類あります。

ドイツ語検定(通称独検)と、ゲーテ・ドイツ語検定試験(通称ゲーテ)。

独検は日本国内でのみ有効な資格(でも日本国内での知名度は一番)であり、日本以外でも効力のある資格はゲーテ、というのが私の認識です。

恐らく一般の人にとって、「独検1級」は分かりやすくても、「ゲーテでC3」はなんだかよく分かりづらいと思います。たぶん、これは漢検、英検と語感とシステムが似てる為でしょう。

ただ、日本人相手には独検が伝わりやすくとも、ドイツ語圏に留学したい場合や、ドイツ語圏の人に語学レベルを伝えたい場合、独検はほとんど意味がありません。


私は約二年前にドイツ語検定試験2級をとっています。ただ、今年はドイツ語検定の準1級ではなく、ゲーテ・ドイツ語検定試験に挑戦してみようと思っていました。国内でしか通じない資格は、なんだか寂しいなぁ…なんて思ったりしたのが理由です。


ゲーテのB1とB2の2つを受けようと思い、調べてみると合計で検定料が3万6千円。

過去問集は1冊だいたい2500円くらい。単語帳も2500円くらい。


一回の受験で4.5万は飛ぶなぁ…と思うと、今の私には挑戦する気が起きなくなってしまいました。フェルメール展とか、行きたい展覧会もいろいろあるし、劇も映画も観に行きたいし、出来れば旅行にも行きたい。


とりあえず今年度は、資格のための勉強はしないことにしました。